トリキュラー

経口避妊薬について

経口避妊薬、いわゆるピルは非常にイメージが悪いです。

 

 

その理由はいくつかあると思います。

 

 

特に、性交渉に関係するだけに、デリケートな問題です。

 

 

「経口避妊薬」「ピル」「トリキュラー」などなど、インターネットで検索して出てきた悪いイメージを上げると、遊んでそう、チャラチャラしている、男漁り、夜の仕事をしていそう、とっかえひっかえ、といった感じです。

 

 

自分はどうなんだ、と突っ込みたくなるイメージもありますが、経口避妊薬にはもちろん良い面もあります。

 

 

女子にとってのメリットを挙げて行くと、まず、避妊が確実であることです。

 

 

ペッサリー、コンドームなど避妊方法はいくつもありますが、現時点でもっとも確実な避妊方法は、経口避妊薬です。

 

 

経口避妊薬は腟の分泌物の粘性を上昇させて精子の運動を阻害する、排卵を抑制する、など複数のメカニズムで働きます。

 

 

これをこえる避妊は、精管の切断か卵管の結紮しかありません。

 

 

また、女性主体の方法であることもメリットです。

 

 

コンドームは男性主体の避妊方法のため、女性からはつけてと頼むことになります。

 

 

しかし、経口避妊薬は女性が毎日服用するものであり、「自分の身は自分で守る」ことができます。

 

 

さらに、経口避妊薬はPMS(月経前症候群)の治療薬としても使われます。

 

 

つまり、月経前のつらい身体症状を抑える効果があるのです。

 

トリキュラー(triquilar)ピル避妊薬おすすめ!

また、経口避妊薬を飲んでいるかぎり、ホルモンのバランスは調整されているので、生理は規則正しくなります。

 

 

錠剤をきちんとのめば、ぴったり28日周期になります。

 

 

大切な予定を前もって生理の時期からはずすことも可能になるのです。

 

 

さらに、婦人科の医師に相談すれば、生理をずらすこともできるそうです。

 

 

動かせない大切な予定に生理が重なってしまった時、前もってそれに気付いて、対策することが可能なのです。

 

 

これは、経口避妊薬を飲んでない状態ではありえないことです。

 

 

他にも、小さな効果はいくつかあります。

 

 

経口避妊薬は女性ホルモンなので、抗男性ホルモン作用があります。

 

 

それによって、ムダ毛がうすくなる、ニキビが少なくなるなどの効果があると考えられています。

 

 

病気の面からは、副作用が多く心配されていますが、子宮内膜症の予防、進行の停止、子宮体がんのリスク軽減、卵巣癌のリスク軽減などの効果があります。

 

 

経口避妊薬ですが、付き合い方を間違えなければ、とてもよいパートナーになりえます。